24歳で借金600万のブログ

24歳で借金600万を債務整理。完済までをリアルタイムで記事にします。

自転車操業の限界〜借金600万円まで⑧

⑦の続きです。私用で更新間隔が空いてしまいすいません。借金600万円までの話はこれで最後です。


ついに自転車操業に陥ってしまい、毎月返済するために借金をしていました。しかし、借金はすればするほど毎月の返済額は増えていきます。また、利息も増えるため返済はより困難になります。自転車操業になった時点ですでに自力での完済は厳しいと思います。

最終的に借り入れは7社になり、毎月の返済額は10万円を超えていました。返済額のうち元本は4割程度で、残りは利息の支払いです。

もう、お金を貸してくれるところもなくなり給料だけでは返済できなくなりました。

こうして私は借金600万円を債務整理することになりました。


長々と書いてしまいましたが、私ははじめて借金をしてからおよそ3年で返済不能まで借金が膨らみました。

借金をしているときは精神的に不安定で金銭感覚も狂い、仕事でもプライベートでもお金のことばかり考えてました。

まさか、自分が借金をして、返済不能になるなんて思いもしてませんでした。

いま少額でも借金がある人は、すぐに生活を見直して、はやめに完済してほしい。

返済が苦しくなっている人は、すぐに弁護士に債務整理の相談をしてほしい。

私のように借金で苦しむ人が少しでも減ることを願っています。そして、このブログが少しでも借金がある人の助けになればと思います。

ついに自転車操業へ〜借金600万円まで⑦

⑥の続きです。


おまとめローンに失敗した私の借金は200万円になりました。さらに金銭感覚が完全におかしくなっていたので、車を車検のタイミングで買い換えてしまい、頭金なしの200万円フルローンを組んでしまいました。この時点で借金の総額は400万円になり、返済の目処が立たなくなり出しました。

このころの私は、常に借金のことで頭がいっぱいでした。仕事中は毎月の生活費や返済を計算し、家に帰ればどこか借りられるところはないか探していました。さらに、借金が200万円を超えたときから、いままでは審査に落ちたことがなかったのに、融資を断られることが増えました。

日本では法律上、年収の3分の1までしか借入できないと決まりがあります(一部対象外のローンもあります)。年収320万円の私はすでに総量規制を超えていました。

それでも、なんとかおまとめローンで100万円融資してくれる銀行を見つけました。月の返済額を4万円から2万円まで圧縮することができたのでなんとか生活ができるようになりました。しかし、借金が減ったわけではなくカードローンの空きができただけなので、すぐにまとめた100万円分のカードローンは上限が来てしまいました。さらに、はじめに使っていた楽天を増額申請してしまい、返済額はとうとう5万円を超えました。

月の給料では返済額が足りなかったので借金を返すために借金をする自転車操業に陥りました。

おまとめローンの存在を知る〜借金600万円まで⑥

⑤の続きです。

ついに借金が100万円になり、毎月の返済も厳しくなってきました。そんなときにネットでおまとめローンというものを知りました。
おまとめローンとは複数の借入を1つにまとめるためのローンです。月々の返済額が少なくなる、金利が下がるなどの利点があります。いいことばかり聞こえるおまとめローンですが、これが借金地獄への入り口でした。

結果から言うと、私は2回おまとめローンをしましたが、どちらも返済にあてず、競馬に使い込んでしまいました。
私は銀行でおまとめローンの申請をしましたが、借金をまとめるためのお金を借りた後は本当に返済に充てたか確認されることはありませんでした。おまとめローンは借入額が大きいのですごい勢いで借金は増えていきます。

返済が苦しくなる〜借金600万円まで⑤

④の続きです。


借金が50万円になったが新たに上限50万円のカードを見つけた私はさっそくお金を借りに行ってました。月の返済額は3万円になり、もともと使えるお金が45000円だったので少し苦しくなっていました。しかし、借金を自分のお金だと勘違いしていた私は、貯金感覚で口座には50万円あるし大丈夫だと思ってました。

しかし、お金はすぐに減っていきます。あっという間に20万円がなくなりました。そして、私はここで人生をかけた大勝負をすることにしました。30万円を1レースに賭けて、借金の全額返済+自分の懐にも少し残るように賭けようと思いました。もはやこのときはほとんど予想なんてしてません。ただ、オッズだけを気にして当たったときのことしか考えてません。そんな適当な買い方で当たるはずもなく、ついに借金は100万円になってしまいました。

加速する借金。多重債務者に。〜借金600万円まで④

③の続きです。


最終警告でもあったような、ブログの記事を無視して私は次の借入先を探していました。

キャッシングをしている楽天のカードローンは最大800万円も借りれることを知った私はさっそく申し込みしました。カードローンの審査はすぐに通り、上限30万円のカードが出来てしまいました。月々の返済額はキャッシングとカードローンで2万円くらいだったので、まだまだ余裕で返していける金額でした。しかし、15万円をあっという間に溶かした私に上限額30万円はあまりにも早く訪れました。さすがに借金50万円となり焦りを感じましたが、偶然、カード類を整理していたときに1年ほど前に商品券目的で作ったイオンカードローンの封筒を見つけてしまいました。中には上限額50万円と書かれたカードが入っていました。ただの借金なのに、私はあたかも自分のお金を見つけたかのように喜びました。もはや私に自分のお金と借金の区別はありませんでした。こうして私は借金をしてからたった4ヶ月ほどで多重債務者になってしまいました。

キャッシング上限額まで借りてしまった〜借金600万円まで③

②の続きです。


借金が5万円になった私はどうやって返済していくかではなく、どうやって競馬で5万円稼ごうか考えてました。

馬券もはじめは、馬連や3連複などオッズや相手を考えて、資金配分して買っていましたが、このときの私はとりあえず複勝2倍くらいの馬に賭ければいいと思っていました。競馬をしたことある人ならわかると思いますが、複勝2倍をコンスタントに当たることは相当難しいです。そして私の借金は加速して増えていきました。

2月の終わりにはついにキャッシング上限額まで借りてしまいました。資金がなくなった私は無意識に次の借入先を探していました。

たまたま、借金の検索をしていたときにあるブログの記事を見つけました。そこには、借金20万円をしているあなたは要注意。いまは軽い気持ちでも気づけばその借金は数百万円になっています。と書かれていました。

私が数百万円も借金をするはずがない。すぐに競馬で勝って、返済してやると思いそのときは気にもしませんでした。

まだ危機感がない〜借金600万円まで②

前回からの続きです。


競馬で5万円を12万円にすることに成功した私はたまたま当たっただけなのに、自分の競馬予想に絶対の自信を持っていました。さらに、借りた5万円を返さずにもっと増やしてから返そうと思いました。

最悪の考え方ですが、幸か不幸か馬券の的中は続きます。暮れの東京大賞典も的中してしまい、私はますます競馬に溺れていきました。しかし、とうとう予想が外れました。正月にずっと考察していた金杯を両方外してしまい、焦りが出てきました。その後は焦りで、平常心を失い、1月の終わりには借りた5万円を含むすべての競馬資金を溶かしてしまいました。

しかし、私はまだ使えるお金が(キャッシングの上限まで)15万円あると間違えた考えでいました。すでに借金5万円でしたが、まるで危機感はありませんでした。